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切り抜き詳細

発行日時
2013-3-14 9:04
見出し
桃の節句、走る!
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3462 桃の節句、走る!への外部リンク
記事詳細
 3月3日。 走ってきました、 ABCマラソン。 前日の夜から、 緊張のあまりなかなか熟睡できず、 篠山市役所周辺でウォーミングアップしている人たちが、 全て最強最速機能を備えているように見える中、 受付を済ます。 女子更衣室となっている田園ホールで友人と会い、 いろいろ助言を貰って、 やっと心がホッとする。  マラソン仲間と合流し、 10時50分の号令と共にマラソン開始。 ABCマラソンはいくつかの関門に制限時間が設けられていて、 関門を突破するのが難しいことで知られているレースだ。 とにかく最初の関門6・8キロ地点を通過しなければ、 先がない。  マラソン仲間が算出したペースに合わせて走るが、 1キロ7分で走る私にとって、 6分台前半を維持することは非常に辛い。 最初の関門を過ぎたあたりで、 仲間の背中を見送り、 自分のいつものペースに落ち着く。 7分では完走できない計算になるが、 ハーフの距離までは走りたいと心から願う。  出発時は元気満々だった周囲も、 20キロ過ぎでは、 走りたいんだけど足がいうことを聞いてくれない状態のランナーが、 累々と屍のように連なり始める。 結果としては、 24キロの関門を通れず、 満員のバスの中、 誰一人話すことなく静か極まりないバスに揺られ、 市民センターに運ばれた。  今年のこの悔しさを忘れじと、 すでに来年を見据え、目標は定まった。人生にささやかな目標があるのは幸せなことだと感謝しつつ、 本日良く働いた足をさすり、 眠りについた雛の節句であった。 (土性里花・グループPEN代表)