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発行日時
2013-3-10 8:29
見出し
「被災地応援に参加を」 東日本大震災のメモリアルイベント 3月20日
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http://tanba.jp/modules/features/index.php?page=article&storyid=844 「被災地応援に参加を」 東日本大震災のメモリアルイベント 3月20日への外部リンク
記事詳細
 東日本大震災のメモリアルイベント 「忘れない3・11 I Love Fukushima」 が3月20日午後1時から、 たんば田園交響ホール (篠山市北新町) で開かれる。 丹波地域の住民でつくる団体 「いのちのうた」 (山中信彦代表) の主催。 丹波市出身で福島県いわき市で生活する新谷尚美さんら福島関係者を招き、 講演会やコンサートを開く。 同団体は、 「被災地の苦しみは続いている。 東北への応援の気持ちを込め、 たくさんの人に参加してほしい」 と呼びかけている。  講演会では新谷さんのほか、 いわき市社会福祉協議会の強口暢子会長が、 福島の現状などを語る。 コンサートでは、 福島出身で世界一の口笛奏者として知られる 「こまりこ」 の高木満理子さん、 柴田晶子さんと、 視覚障がい者でトロンボーン奏者の鈴木加奈子さんが盲導犬のナンシーとともに演奏を披露する。 ともに篠山市大谷の伊与田令子さんがピアノ伴奏を行う。  またいわき市出身の指揮者、 小林研一郎さんが結成した障がい者のオーケストラが震災以降、 どのような活動を行ったかを紹介するドキュメンタリー映画の上映もある。  障がい者と健常者が音楽を通して交流することを目的に設立された同団体。 震災直後からメンバーが被災地入りし、 現地の状況を伝えてきたことから、 被災地支援にかかわるようになり、 2011年9月には宮城県の被災者らとともにコンサートを開催。 以降、 福島や宮城、 岩手などの仮設住宅で歌声喫茶を開きながら、 住民間のコミュニティー再生を後押ししてきた。  昨年3月11日には、 篠山城跡を手をつないで囲む 「お城ドーナツ」 などのメモリアルイベントを開催。 今年は新谷さんをはじめ、 原発災害の影響を受ける福島の人々から現状を聞き、 丹波地域での防災を考えるきっかけにとイベントを企画した。  山中代表は、 「1年目は震災を忘れないために、 そして、 2年目は、 丹波にいながらでも被災地を応援することができることを知ってほしい」 と言い、 「防災につながるヒントもあるはず。 被災地と自分たちのことを考え、 みんなが優しい気持ちになれるようなイベントにしたい」 と話している。  ホールロビーでは東北支援のバザーなども開く。  入場料は前売り1000円、 当日1200円。 大学生以下無料。 問い合わせは山中さん (080・3815・3488)。