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切り抜き詳細
発行日時
2013-3-10 8:20
見出し
体験古民家「かじかの郷」出だし順調 11月まで予約埋まる
リンクURL
http://tanba.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=1531
記事詳細
丹波市青垣町神楽自治振興会 (足立宏之理事長) が同町稲土の菅原集落に昨年12月に開設した田舎暮らし体験古民家 「かじかの郷」 が、 3月から8カ月先の11月11日まで予約で埋まり、 関係者を安堵させている。 体験メニューを用意するなど、 地元では本格的な利用開始に向け準備を進めている。 12月から1月にかけて宝塚市の家族が利用。 寒さが厳しい2月は利用がなかった。 3月は、 「ふるさと丹波市定住促進会議」 がひと月借り上げ、 その後、 丹波市をはじめ、 宝塚市、 堺市、 明石市、 豊能郡、 西宮市などの家族連れが利用する。 うち3組は、 未就学児らがいる子連れ世帯。 昨年12月のオープニングイベント時に4組が利用を申し込んだ。 地元の菅原集落は、 古民家活用の会 (壇正弘運営委員長) を組織。 草刈り、 草引き、 掃除・洗濯、 鍵授受、 集落案内、 農作業体験、 川遊び―の7班を作り、 施設を維持すると共に、 利用者のいなか暮らし体験をサポートする。 集落案内や、 農作業、 川遊びなどの体験メニューの中身を同古民家内に掲示し、 利用者に周知して利用を申し込んでもらう。 同自治振興会は、 利用者が移住を希望した場合の対応を、 新年度から検討する。 同古民家の開設に関連して自治会長を通じて行った空き家調査では、 神楽小校区内に、 賃貸、 売買可能な物件が7戸あった。 連絡調整を担当する同自治振興会業務執行理事の足立徳行さんは、 「定住してもらってこそ、 体験古民家の意味も出てくる。 何かしらの仕組みを考えることが課題」 と話している。 同施設の利用は1カ月単位。 月額3万5000円 (別途光熱水費必要)。 問い合わせは同振興会 (0795・87・5808)。 写真・11月まで予約が入っている菅原体験古民家「かじかの郷」=丹波市青垣町菅原で