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切り抜き詳細
発行日時
2013-2-28 9:18
見出し
責任の取り方で見えたもの
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3450
記事詳細
丹波市水道部職員の不祥事を受け、 辻市長は15日開会の市議会臨時会で、 「今年度を総括する年度末を迎え、 自身の監督責任を明らかにする時期だと判断した」 と、 自身の3月の月給を3割、 永井隆夫副市長のそれを1割減額する条例制定案を提案したが、 賛成8、 反対11で否決された。 反対した議員が主張したのは、 提案のタイミングだった。 議員の指摘は、 昨年11月に行われた辻市長自身の選挙前でさえ、 自らの処分については 「司法の判断が出るまでは」 と先送りしていたのに、 「年度末だから」 というのは理由にならない。 それなら、 市長の任期は4年あるのだから捜査結果をとことん待つべきではないのか。 もしくは事件が明らかになった直後でも自らを処分できた―というものだ。 市はこの事件を受けて、 再発防止策を当局内部でまとめたが、 臨時会前にあった3つの常任委員会ではいずれも 「第三者の目を入れるべきだった」 と指摘されていた。 これに対し、 市が 「入札監視委員会に見てもらい、 一定の評価を得た」 と答弁したことから、 「本来の委員会の目的外の内容だ」 と余計に不信感をあおる結果となった。 誰でもミスはする。 その時に上司が自らのことのように頭を下げて責任を取ってくれた時、 「もっとがんばらなくては」 と自身を鼓舞した経験を持つ人は多いだろう。 その反対は、 組織への不安、 不満がくずぶるだけ。 市のトップの“男気”が問われた議案だったような気がしてならない。 ぶれる市の方針と、 何だかすっきりしない答弁。 これに強く反対する議員と何も発言しない議員。 3期目の本会議場は今のところ、 これまでと何も変わらない。 (芦田安生)