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切り抜き詳細
発行日時
2013-2-24 9:36
見出し
天国に一番近い島③
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3447
記事詳細
ニューカレドニアには、 ニッケルを求めてフランスを始めとしてカナダ、 スイス、 日本が参入。 日本で使うニッケルの半分がここで採られている。 夫の友人M氏も関わってきた。 ニッケルはステンレスの材料として、 また最先端の通信機器の材料としても欠かせない。 ティオ鉱山は首都ヌメアから車で一時間半ほどの山裾にあり、 そこの日本人墓地へ案内してもらう。 最も古い墓は明治時代なので字も薄れている。 日本から南南東に七千キロも離れたこの地で生涯を終えた人々を思うと、 少し感傷的になる。 日本人移民百二十年記念碑は、 この鉱山でとれたニッケルを使ったステンレスで製作され、 名前と出身地が刻まれていた。 翌日は、 世界遺産にも指定されているラグーン(環礁)の観光に。 「アメデ灯台島」 の日帰りツアーに参加。 高速船で四十分、 本島よりもさらに透き通った海辺に着く。 グラスボートでの魚の観察、 グレートバリアリーフの見学、 そして現地の料理のバイキング、 ポリネシアンダンスなど盛りだくさん。 自由時間には、 素もぐりで魚を観察しながら泳いだ。 旅の三日目は私の誕生日だったので、 ホテルの近くの海に張り出したレストランで祝ってもらう。 満月が波に光をちりばめていたので、 「誕生日ヤシの木の間の寒満月」 と詠んでみたが、 日本なら寒満月でも、 ここでは夏の月だ。 季節が反対の国にきて俳句は難しいと実感、 すぐにあきらめてしまう。 夫の友人のおかげで普通の観光では行けない所にも案内してもらい、 「天国に一番近い島」 を堪能することができた。