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切り抜き詳細
発行日時
2013-2-24 9:18
見出し
思い出
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3446
記事詳細
柏原町にあるボウリング場が近く閉店するという情報に接し、 寂しさを覚えた。 オープンしたのは1970年。 テレビではボウリングの放送があり、 中山律子さんら女性プロボウラーのプレイに釘付けになった。 当時、 私は小学6年生。 柏原のボウリング場に連れて行ってもらうと、 人でごった返していた。 ▼高校生になり、 定期考査が終わると、 友達とボウリング場に繰り出した。 平日の午後、 人の姿のあまりないボウリング場で大声を出し、 試験勉強でたまっていたストレスを発散した。 ▼高校時代の思い出が残る場所だったが、 振り返ってみると、 そんな思い出の地が柏原の町なかから姿を消した。 高校生向きに値段の安いめん類を提供してくれた食堂は、 放課後になると、 高校生のたまり場となったが、 すでにない。 帰りの汽車の待ち時間によく立ち寄った本屋も、 駄菓子屋も喫茶店も店を閉じた。 ▼高校に通っていた頃、 校舎の中にだけ学生生活があるのではなく、 周囲の環境と共に学生生活があったと思う。 高校を卒業し、 初めて開いたクラス会の会場は、 高校時代なじみの食堂だった。 その食堂も母校の一つだったからに他ならない。 ▼町の風景が変わるほど、 高校を卒業してから長い歳月が流れた。 そんな思いを呼び起こされた今、 高校は卒業の季節を迎えた。(Y)