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発行日時
2013-2-10 9:01
見出し
山の芋「支柱栽培」広がる 受賞者の7割が実践 篠山で研修会
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http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=6438 山の芋「支柱栽培」広がる 受賞者の7割が実践 篠山で研修会への外部リンク
記事詳細
 篠山市の特産、 山の芋の栽培時に、 つるを支柱にからませる 「支柱栽培」 が広がりつつある。 2月7日、 丹南健康福祉センターで行われた 「丹波篠山山の芋栽培研修会」 で表彰された 「山の芋共励会」 の入賞者10人のうち7人が支柱栽培を実践していた。  山の芋のつるは、 畝の上にはわせて栽培するのが一般的だった。 また、 土壌乾燥防止と光合成促進のために、 「つる直し」 と言われる、 互いにからまろうとするつるを、 ほどき、 広げる作業が必要だった。  支柱栽培は、 高齢化する栽培農家のつる直し作業の省力化を図ろうと、 丹波農業改良普及センターやJAが優良農家と連携して研究してきた。 また、 篠山東雲高校でも別の仕様で研究中。  一定間隔で支柱を立て、 ひもやネットを設置。 つるをはわせると、 つる直しせずに、 つるがひもやネットに沿って広がっていく。  支柱栽培のメリットは、 葉の光を受ける面積が広くなり、 光合成が高まることで芋への養分供給が多くなるほか、 地面近くの風通しが良くなるために、 「つる枯病」 にかかりくく、 つる直しの労力軽減にもなる。  JA丹波ささやまは、 支柱栽培を普及させるために、 来季の 「栽培こよみ」 に、 新たに7月上旬に 「支柱の設置」 を加えた。 「地上高50―60センチ、 2―3メートル間隔で支柱を設置する」 とした。