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切り抜き詳細
発行日時
2013-2-7 10:23
見出し
ブルーベリーも可愛い子供たちです♪
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3427
記事詳細
パチン♪パチン♪―。 寒く、 葉も落ちて寂しいブルーベリー畑に剪定ハサミの音が響く。 冬野菜の出荷等の合間に500本のブルーベリーを暖かくなるまでに剪定する予定。 が、 思うように進まない。 背丈以上になって勢いが良い木は、 株元周りにひこばえがたくさん出てくるので、 まず綺麗に片付け、 次に中の込み入った大小の枝を切る。 マッチ棒のような細枝に成る実は美味しくないのでそれも切る。 葉芽は三角、 花芽はコロンと丸く一目瞭然。 一つの花芽は春に膨らんで、 鈴蘭のような白く可憐な花を10個ほど房状につけ、 実になるので、 枝先に8個も残すと、 通常80個も成ってしまう。 すると枝がしなり、 他の枝とぶつかるし、 勢いの無い枝にたくさんつけると、 これまた実は小さく食味も悪くなるのである程度抑制する。 葉芽は付いている方向に伸びて、 今年1年かけて来夏の実の準備に入る。 それを見越し、 樹形を想像して延ばしたい方向の葉芽の上で切り返す。 去年、 この木はどんな方向に伸ばしてやろうと思って切ったのかも、 ある程度やっていると思い出すのだが、 やっぱり自然相手。 期待していた方向に伸びていない枝もある。 つまり子どもと一緒だなと笑ってしまう。 いくら手を掛けても親が思うように子どもは育たないことも。 それぞれの個性や環境で千差万別。 ただ思いっきり愛情を注いだら、 ある程度その木に任せるしかないのかも。 そう思いながら今日も父ちゃんとパッチン♪パッチン♪の日々を過ごすのだ。 (古谷暁子・ブルーベリー農家)