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切り抜き詳細
発行日時
2013-1-27 9:03
見出し
2案への支持多く 山南地域・統合中学校の設置個所を検討
リンクURL
http://tanba.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=1494
記事詳細
山南地域市立中学校統合準備員会 (柳川瀬義輝委員長) が1月23日、 山南庁舎であり、 統合中学校の設置個所を分科会で検討した。 山南中央公園 (丹波市山南町谷川)、 山南町井原周辺のどちらかにするとの意見が多かったが、 意見を出し合うにとどめ、 絞り込みは行わなかった。 2月2日に、 候補地の現地視察を行う。 一方、 位置決定以前の問題として、 通学路の交通安全対策やバス運行など通学手段の確保を求める意見が出された。 これらが具体的にならなければ、 位置を決めるのは難しい、 山南地域のまちの顔をどこにするのかという観点から考えるべき、 とする意見など、 決定方法に関する意見も出た。 大人数の全体会 (36人) では意見を出しづらいことに配慮し、 学識経験者、 自治会代表、 PTAの3つの分科会を設け、 10人程度で話し合い、 活発に意見交換した。 校舎位置は、 ▽既存の山南、 和田どちらか▽山南中央公園▽山南町井原周辺▽その他―の4案について協議した。 自治会の分科会は、 「中央公園にしても、 井原周辺にしても、 場所を絞って検討しないと前に進まない」 「農地転用の許可などの手続きで高いハードルがあり、 高いハードルを超える努力がいる」 「位置をどこに決めても通学援助やバス運行など具体的なことがなければ、 住民に納得できる説明ができない」 などとし、 「そういったことが明らかになる中で場所も決まっていく」 と報告した。 PTA分科会は、 「通学手段の確保と歩道や街灯などの安全対策が必要」 とした。 通学方法について、 市内他地域で10㌔を超えて自転車通学している生徒がいることを例に、 山南の生徒も長距離になっても自転車通学を求められる可能性があることを不安視。 「路線バスやJRなど公共交通を使うことも考えられる」 と通学手段への配慮を求めた。 学識経験者分科会は、 「山南地域の顔を将来的にどこに持って行くのかという観点から考えては。 山南中央公園にするのか井原周辺にするのか、 都市計画マスタープランなどを考慮して決めては」 と提案した。