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切り抜き詳細
発行日時
2013-1-24 11:04
見出し
農産物の加工で強い農業を
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3414
記事詳細
厳しい寒さで全国的に野菜の高騰が続いている。 特に葉物の生育が遅れ、 鍋物に欠かせない葉物の高騰は痛い。 スーパーでは、 単価が安くなる2分の1や4分の1に切った 「カット販売」 をするなど工夫をしている。 一方、 丹波地域では最近、 直売所が増加したこともあり、 急激な高騰を感じることは少ない。 そのため、 直売所に都市部からの客も増えていると聞く。 新鮮で安定した価格で農産物が食べられる地方はありがたいと感じる。 最近、 農業をより強くする方法として、 「6次産業化」 が叫ばれている。 農業者が加工や販売にも乗り出すことだが、 丹波地域でも徐々に広がりつつある。 先日、 茶どころの京都府宇治田原町の茶生産農家らが、 篠山の茶・和菓子の店舗に視察に来た。 同町では茶の生産農家は多いが、 加工、 販売する店が少ないのが現状でその打開策を、 と視察に訪れた。 同店では、 茶だけの販売では需要が見込めないので、 早くから、 和菓子の加工販売を始めた。 消費者の需要が多い和菓子の販売を通して、 茶の供給を増やしてきた。 視察した茶の生産農家は、 「茶の生産だけなら、 よその生産地に押される」 と危機感を募らせていたのが印象的だった。 一方、 丹波地域でも同じようなことが言える。 農産物の直売所は増えたが、 農産物の加工はまだまだ広がってはおらず、 行政の支援が強化されている。 加工品の開発は、 消費者のニーズを捉えないと難しい。 丹波地域に訪れる都市部の人たちが求めていることに耳を傾け、 加工品を開発し、 販売を増やすことで、 農産物の生産量も増えていくのではと思う。(坂井謙介)