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切り抜き詳細

発行日時
2013-1-20 8:39
見出し
糸作りで住民交流 ラオス研究の前川さん企画
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=6368 糸作りで住民交流 ラオス研究の前川さん企画への外部リンク
記事詳細
 東南アジアのラオスで織物を研究している前川佐知さん (33) =篠山市大沢=が1月13日、 大沢コミュニティ消防センターで、 自宅近くの畑で栽培した綿を使い、 地域住民らと糸作りを行った。 ラオスでの経験を生かし、 綿を通した地域内の交流を目指している前川さん。 5月頃には、 地域住民と種をまく計画で、 種まきから布作りまでを目指している。  昨年4月に前川さんが種をまいて育てた茶と白の綿を使った。 まずは、 葉やほこりなどのごみを取り除き、 ラオスや市内にあった綿繰り機3台を使って種を取った。 ラオスと市内の綿繰り機はほぼ同じデザイン。 取っ手を回すと、 ロールの間に通された綿から種が取れる仕組み。 その後、 ラオスの 「綿打ち弓」 を使い、 弦部分に綿をからめ、 弦を弾くと、 綿がふわふわとほぐれていった。 綿菓子を作るように、 それを竹の棒に押して巻きつけた。 さらに、 ラオスや市内にあった糸紡ぎ車で紡いでいった。  参加した8人の住民らは、 綿打ち弓で綿がふわふわになる様子を見て感心したり、 糸紡ぎ車で綿の太さを一定にする難しさを感じながら、 糸作りを楽しんでいた。  参加した小島詢一君 (8) は 「綿繰り機で種が取れていってすごかった。 綿がいろんな作業で糸になっていくのが分かった」 と話していた。  前川さんは、 大学で織物を学び、 2004年にラオスを訪れ、 そこに根付く織物文化に感動。 以来、 定期的にラオスを訪ね、 研究を進めている。 ラオスでは織物が盛んで、 地域のコミュニケーションの場になっている。 経済成長とともに希薄化していった地域のつながりを再生しようと、 綿を通した交流を企画した。