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切り抜き詳細
発行日時
2012-12-27 9:03
見出し
家路
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3394
記事詳細
娘のお迎えで毎晩、 駅に行く。 時にはうたた寝をしながら、 ぼっ~と家路に急ぐ人たちを眺めている。 夜、 一日のするべきことを終え、 皆が足早に駅の階段を降りてくる。 その足取りをみていると、 「みんな、 帰るところがあるのだな~」 と、 一種の感動を覚える。 社会や学校やいろいろな場所で、 一日頑張ってきた家族のだれかを家族が迎えに来ている。 冬だったら 「寒いだろう」、 夏だったら 「暑いだろう」 と、 できるだけ待たせないように、 電車が到着する前から車の中で待っている。 急いで駆けつけてくる車もある。 階段から降りてきた人たちは、 見慣れた車を見つけるとホッとしたように、 より足早になり、 車へと乗り込む。 そして、 今日も無事に帰って来た家族を乗せて、 これまた、 ほっとしたように出発していく。 今はもっぱら、 家族の帰宅時間を気にしながら自分の生活を調整する側だが、 いつか娘たちが家族を持ち、 誰かを待つようになったら、 仕事でどうしても遅れてしまった時のすまない気持ちや、 呑みたいお酒を我慢して、 お迎えに出る気持ちがわかるだろう。 誰かが誰かのことを想って生きる。 なんて、 幸せなことなのだろう。 そんな幸せな光景を毎晩眺められることにも感謝している。 今年一年、 私がお出会いさせていただいたみなさまに、 そして、 このコラムを読んでくださったみなさまに、 心より感謝申し上げます。 あなたのおかげで、 今年も私は幸せでした。 どうぞみなさまが、 良いお年を迎えられますように。 (土性里花・グループPEN代表)