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切り抜き詳細

発行日時
2012-12-22 16:41
見出し
新政権に望むこと
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3392 新政権に望むことへの外部リンク
記事詳細
 予想はしていたけれど、 こうまで差がつくとは。 自民党が以前の自民党には戻らずに、 前政権の至らなかったところを繕い、 何より東日本大震災の復興と原発処理、 そして、 まるで嫌がらせのように近づいてくる外国へ毅然とした態度をとることを望みたい。  先週、 教会で一般の方も参加できるクリスマス会があった。 ゲストの講師は、 昨年の三月十一日、 福島第一原発から五キロにあった福島第一バプテスト教会で被災した牧師、 佐藤彰 (あきら) 氏。 彼は震災後、 原発の爆発のために、 そこには住めなくなった教会の信者七十人と共に転々として、 東京都の奥多摩にあるドイツ人宣教師が管理しているキャンプ場 「奥多摩福音の家」 に迎えられ、 一年間避難生活を送った。  世話をしたドイツ人、 T・オッケルト宣教師は、 放射能には厳しいドイツ本国から帰国命令が出ていたにもかかわらず、 七十人を温かく迎え入れた。 「放射能の危険にさらされている日本人を置いて、 私だけ去ることはできない」 と言って。 彼の活動は本国でも話題になり、 多くの義援金が届けられた。 しかし、 佐藤牧師は福島県いわき市に高齢者アパートと新たな教会を建てる決心をする。 義援金があるとはいえ、 莫大な借金を抱えての再出発だ。 「政治家は何もやってくれなかった。 ある役所では門前払いさえ喰らった」 と嘆く。  日に日に忘れられてゆく震災。 しかし、 今年も仮設住宅でクリスマスを、 正月を迎える人々がたくさんいる。 政治家のやるべきことはいっぱいあるはず。 当選はゴールではなくスタートですぞ。