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切り抜き詳細

発行日時
2012-12-22 16:41
見出し
早川君が全国優秀賞 山の芋の研究綴る 毎日農業記録賞
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記事詳細
 篠山東雲高校2年生の早川義希 (よしき) 君 (丹南中出身) が書いた作文 「ふるさとのすばらしさを伝えたい―地域の特産 『山の芋』 を高校生のアイデアで守る」 が、 「毎日農業記録賞・高校生部門」 で中央 (全国) 入賞の優秀賞を受賞した。 同校の中央入賞は前身の篠山産業高校東雲校を含め、 6年連続。  早川君は、 同校に入学して山の芋生産農家から栽培面積減少などの現状を聞き、 「ふるさとの特産を守りたい」 と思った。 そのため、 同校の先輩が取り組んできた山の芋のウイルスフリー (無病) 化を研究。 ウイルスフリーの山の芋を使ったグリーンカーテンを提案した。  コンテナを使った栽培を始め、 生産農家から 「土が少ないから栽培は無理」 と言われたが、 キュウリネットを使ったり、 1本のつるに対し、 1本のひもではわせることで被覆率 (遮光率) が上がり、 立派な山の芋が収穫できた。  その後、 小学校や市役所、 まちづくり協議会と連携し、 グリーンカーテンを普及。 小学生への栽培方法の指導は、 「教え方が難しく苦労した」 が、 「子どもたちの興味津々の笑顔に励まされた」 と書いた。 また、 収穫した山の芋で小学生たちとカレーなどを作り、 その笑顔に活動グループの友人と 「がんばってきた甲斐があった」 と達成感を共有した。   「ふるさとの特産なのに、 ほとんどの小学生や地域住民が知らない現状を、 山の芋の特長を生かすことで少しは改善できたと思う。 今回でできた人のつながりを生かし、 さらに勉強や研究に励み、 山の芋を次代に伝えるために努力したい」 と結んだ。  早川君は受賞に 「受賞に実感がわかないが、 先輩から引き継いできた研究や地域との交流が受賞につながった。 相手にいかに伝えるかが勉強になった」 と話した。  毎日農業記録賞には一般の部も含めて、 全国から約972点の応募があった。 早川君が受賞した高校生の部・優秀賞は同部最優秀に次ぐもので、 全国から9人が選ばれた。