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切り抜き詳細
発行日時
2012-12-20 9:09
見出し
神様からの贈り物
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3387
記事詳細
「おねがいしますっ!」 と小太鼓を前に、 ギュッとバチを両手で握り締め、 背筋を伸ばし、 凛々しく正面を見る娘の顔を見て、 思わずグッとくる。 こんな表情をするようになったんだ。 数日前の週末、 娘の保育園でクリスマス音楽会が行われた時の一コマ。 子供たちの手作りの招待状プログラムをもらい、 会場はたくさんの絵で飾られ、 司会進行は年長さんがする、 なんとも子供たちの想いがたくさん詰まった音楽会。 見慣れた子供たちの顔ぶれに、 色々出来るようになったんだなと笑みがこぼれる。 そして子供にとっての1年は、 こんなに大きな成長があるものかと感心する。 この1年、 彼女に弟ができて、 どうしてもこちらの注意が下の子に行くと、 我慢もし、 駄々っ子になれば逆に叱られ、 納得出来ないことも多かっただろうに、 本当に姉弟仲良く、 小さなお姉ちゃんはよく面倒を見てくれるようになった。 そんな彼女は数週間前から太鼓の発表の練習を毎日、 家でもして、 弟がきょとんと見ている光景を見ては、 かわいいなという程度に思っていた。 ところが当日、 彼女の顔は少々緊張しつつ、 凛々しく真剣。 数曲の童謡を歌いながら級友と小太鼓を叩く。 最後は揃って 「ヤーッ!」 と決めポーズをして、 両手を天高く伸ばす。 弟くんは小さな手で拍手。 胸がジンジンして目頭が熱く涙が出た。 親になれたから味わえた感動。 一足早く、 神様から何ものにも替え難いクリスマスプレゼントを貰った気分だった。 (古谷暁子・ブルーベリー農家)