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切り抜き詳細
発行日時
2012-12-16 8:59
見出し
10年ぶり第3歌集出版 短歌結社「水甕」同人・足立瑞穂さん
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=6280
記事詳細
短歌結社 「水甕」 同人の足立瑞穂さん (70) =丹波市柏原町柏原=が、 第3歌集 「獏のホテル」 を角川書店から自費出版した。 10年ぶりの歌集で、 年輪を重ねた人生の味わいが表れている。 表紙のデザインは、 高校教諭時代の教え子、 足立尚美さん (51) =同市春日町=が初めて版画で手がけた。 足立さんは、 歌暦約40年。 30歳代の時、 当時同じ高校に勤めていた由良琢郎さん (市島) に誘われて始めた。 現在は、 みずほ会を主宰し、 氷上町寿学級講師を務める。 歌集は 「花曜日」 「白いものばかり」 に次ぎ3冊目。 268首を収めた。 今年5月、 代々受け継いできた家を、 田や山とともに人に譲って柏原のマンションに引っ越した。 最終章 「七十歳革命」 で、 「断捨離の革命終えて吾が城にビタミンカラーのクッションを置く」 「ミニ仏壇の扉三センチだけ開け弱気な暮し先祖に知らす」 など、 転居にまつわる歌を収め、 明るい気持ちの一方で、 ふるさとを離れた複雑な心境も表している。 表紙デザインの足立さんとは、 「ツイッター」 で数年前に再会。 足立さんが作っている版画カレンダーを見て作品を気に入り、 表紙を依頼した。 花や虫などをかわいらしいタッチで彫り、 歌集に華を添えている。 「1、 2作目が跳ねたような歌集と言われ続けていたので、 今回はしっくりいこうと思って作った」 と足立さん。 冒頭の 「命の弦の」 シリーズでは、 亡き父母、 妹のことなどを詠んだ歌をまとめた。 歌集を渡した人からは 「自分の経験と重なり涙が出た」 という声も届いているという。 足立さんは 「ホップ、 ステップ、 ジャンプのような感じで3冊を出したので、 次は着地ができればうれしい」 と話している。 「獏のホテル」 は定価2571円 (税別)。