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切り抜き詳細
発行日時
2012-12-13 14:34
見出し
「1票差」の怖さ
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3382
記事詳細
丹波市議会に6つの会派が結成された。 改選前には2―3人の少数会派が票を積み上げる、 「1票差の議会」 が課題視され、 会派のあり方が問われていた。 今回も、 会派の顔ぶれを見て、 議長選挙の結果を見た時に、 再び 「1票差の議会」 になる場合があるのではないかとの懸念がある。 選挙戦を通じ、 市民から 「会派とはどんなものなのか理解できない」 との指摘を受けたという議員は多い。 会派で研究した施策を議員提案したり、 その中身を市民に公開するような活動が理想とされる姿だが、 注目すべきは、 会派を離脱したり、 しようとした動きがあったことだ。 実際の会派が、 まだ理想から遠いことを示唆している。 議会は、 議員の数だけ意見があって当たり前。 それを会派でしばり、 異なる意見を受け入れようとせず、 いかに自陣の意見が正しいかを主張しあうだけになっているのであれば、 十分な議論ができているとはいえない。 採決の際の駆け引きに神経が注がれているのであれば、 その空気を改善していく必要がある。 丹波市内で20人しか持つことのできない議決権の1票の重みを、 議員1人ひとりがどれだけ感じられるかだろう。 会派にしばられ、 自由な議論と判断ができなくなる可能性を秘めていることが 「1票差」 の怖さだ。 ポスト争いの道具になっているとの指摘もあるが、 それだけなら平和な話だ。 辻市長、 奥村新議長に抱負を聞いたところ、 「若者の定着するまちづくりを」 「若者に関心をもってもらえる議会に」 と答えが返ってきた。 めざすところは同じ。 合併10年の節目に向けて、 どんなスタートをきるか、 本会議場に注目したい。(芦田安生)