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切り抜き詳細

発行日時
2012-12-9 9:01
見出し
本場キムチ仕込んで交流 韓国出身者が指南 古市女性交流学級
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=6255 本場キムチ仕込んで交流 韓国出身者が指南 古市女性交流学級への外部リンク
記事詳細
 古市ふれあい館の女性交流学級と、 古市地区まちづくり協議会の健康福祉部が6日、 古市コミュニティ消防センター (篠山市波賀野) で韓国料理教室を開いた。 篠山市内の女性約20人が参加。 韓国出身で、 日本に嫁いで36年になる上田恵さん (同市小田中) を講師に迎え、 本場仕込みのキムチとチヂミづくりを通じてにぎやかに交流した。  キムチづくりは約15年前から、 白菜の収穫期にあたるこの時期に毎年行っている人気行事。  参加者らは、 世間話に花を咲かせながら、 リンゴや大根、 ニンジンなどを千切りにするなど、 下ごしらえを済ませた後、 キムチだれ 「ヤンニョム」 の作り方を上田さんから教わった。  上田さんは、 ミキサーにかけた大量のニンニクやショウガを大きなたらいにあけ、 粉末トウガラシやしょう油、 ハチミツ、 いりゴマなどでたれのベースを作った後、 千切り野菜などをどさっと投入。 「青菜は力を入れ過ぎると繊維がつぶれ、 中から苦みが出てしまうので、 ふんわりと混ぜること」 などとノウハウを伝授しながら秘伝のたれを完成させた。  参加者たちは、 ヤンニョムを浅漬けの白菜に塗り付け、 「食べるのが楽しみ」 などと会話を弾ませ、 たくさんの白菜キムチを仕込んでいた。  6回目の参加という尾垣とよ子さん (80) =同市牛ケ瀬=は、 「毎年、 このキムチをプレゼントしている友人が 『おいしい』 と言って喜んでくれる。 その笑顔が見たくて今年も参加しました。 今回も上手にできたと思います」 とほほ笑んでいた。