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切り抜き詳細

発行日時
2012-11-22 11:06
見出し
斬新な発想に期待
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3360 斬新な発想に期待への外部リンク
記事詳細
 丹波市長・市議会議員選挙が終わった。 三つ巴の市長選挙は、 現職の3選で幕を閉じた。 開票場も熱気に包まれ、 緊迫した。 結果は現職の実績が評価されたことになるが、 新人2人の票数を合わせると現職票を上回り、 市政批判が相当強いことがわかった。  投票率が前回、 前々回に比べ、 下落傾向だ。 政治離れというものだろうか。 「緊縮財政で、 目立つような新規の大型事業が出来ず、 公約にもあげられない。 市民が期待するような看板が掲げられない」 という見方もできる。 選挙戦の終盤、 市長選の候補者による公開討論があった。 批判票には、 新人候補の民間ならではの斬新な発想への期待感もあったようだ。 地域の経済浮揚につながるよう、 民間の活力も取り込みたい。 公約の実現に加え、 何か1つ、 実現性があり、 継続性のある斬新な発想に期待する。  告示日と最終日が雨。 雨にたたれた選挙戦でもあった。 市会議員候補の陣営のなかに、 「最後は、 ローラー作戦で地元を歩いて、 票を掘り起こした」 という声も聞かれた。 今回の市会議員選挙の最低当選者は1401票、 定数削減の影響もあるが、 前回の1084票を大きく上回った。 従来の村型選挙だけでは、 勝てない要素もある。 選挙スタイルも変化しつつある。   「公務員がいくら優秀でも、 選挙の洗礼を受けた人は、 強い」と言われる。その強さとは、 何か。 権力を得た人は、 それを身勝手に使うと大変なことになる。 市民の悩みに寄り添い、言うべきことを言い、するべきことをやる人が本当の強い人だ。選挙は終わったが、市民は継続して市政や議会に関心を持ちたい。 「雨やみて晴れた冬空光さす」。 (臼井 学)