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切り抜き詳細
発行日時
2012-11-1 10:38
見出し
「裸奉納」児童も参加 今出熊野神社3日に祭礼
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=6109
記事詳細
丹波市青垣町今出の 「熊野神社」 (金子峰代宮司) で11月3日に開かれる、 丹波市無形文化財の 「はだか祭り」 に、 遠阪小学校6年生15人が参加する。 奉納相撲を取るほか、 男子は上半身裸、 女子は体操服の上からさらしを巻いて体をぶつけあう 「裸奉納」 にも挑戦する。 同校PTA (堀謙吾会長) の企画。 6年生は、 地域学習として熊野神社にスポットを当てており、 夏は同神社が昔あったと伝わるイジリ山に登り、 秋は観月会に参加。 同まつりへの参加で締めくくりとなる。 同まつりは、 「丹波の奇祭」 として有名。 同神社のお膝元の旧遠阪村 (今出、 遠阪、 和田、 徳畑) の子どもたちは、 以前からまつりに参加していたが、 他の集落の児童は参加していなかったことから、 PTAが同まつり保存会 (足立穐男会長) や金子宮司に打診し、 了承を得た。 午前11時半から子ども奉納相撲があり、 午後1時から神事の裸奉納。 男児は男衆と同じ上半身裸で、 白の半ズボン、 腰に白のさらし姿。 女児は、 腰にさらしを巻く。 「ヨイサ」 「オイサ」 の掛け声を出しながら、 本殿と舞堂の間を駆け足で行き来し、 舞堂では 「おしくらまんじゅう」 のように、 体を激しくぶつけ合う。 ご利益を求め、 御幣を奪い合う場面もある。 足立茉由貴さんは、 「去年初めて祭りを見に行った。 すごい迫力があった」 と話す。 金子宮司は、 「子どもたちの参加を大いに歓迎したい。 お祭りは郷土愛を肌で教えるいい教材。 『はだか祭り』 を引き継いでいってほしい」 と言い、 堀会長は、 「子どもの元気で、 祭りを盛り上げてほしい」 と期待している。 同保存会は裸奉納の一般参加も募っている。 申し込み不要で、 当日現地で受け付ける。 さらし、 足袋、 半ズボンは貸し出す。 参加者には粗品を進呈する。 同保存会 (0795・88・0674)。 ◆写真コンテスト応募作品を募る 遠阪自治協 遠阪自治協議会は、 「熊野神社はだか祭り写真コンテスト」 を初開催する。 まつり当日の様子を撮影して応募する。 四ツ切カラープリント (ワイド可)。 1人3点まで (未発表作品に限る)。 詳細は同協議会 (0795・88・0420)。