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切り抜き詳細

発行日時
2012-11-1 10:35
見出し
高校駅伝丹有予選・柏原20年ぶりアベックで県へ
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記事詳細
 兵庫県高校駅伝競走大会丹有地区予選会が10月27日、 篠山市寺内の大賣 (おおひるめ) 神社を発着点とする丸山コースで行われ、 男子 (7区42・195キロ)、 女子 (5区21・0975キロ) ともに北摂三田が優勝。 丹波勢では柏原男女が準優勝に輝き、 20年ぶりにアベックでの県大会出場を決めた。  準優勝で4年ぶりの県を決めた柏原男子。 1区細見峻史君 (2年) が3位の好位置につけると、 2区大西満也君(同)、3区左神大輝君(同)、4区石塚大祐君 (3年) が順位をキープ。 1位の北摂三田とは差を広げられたが、 2区以降2位につけた三田祥雲館と数秒内でのデッドヒートとなった。  動いたのは5区足立昂優君 (2年)。 3キロという短い距離の中で三田祥雲館の選手との差を縮め、 残り500メートルで一気に抜き去った。 6区北中康貴君(2年)、7区衣川幸汰君 (1年) も食らいつく三田祥雲館を振り切った。  唯一の3年としてチームをけん引してきた石塚君は、 「県出場のためだけに今日までやってきた。 ついてきてくれたみんなのおかげ」 と笑顔。 主将の左神君は、 「去年は県を逃したのでリベンジできてうれしい。 県では丹有の代表として上位を目指したい」 と意気込んでいた。  柏原女子は2年連続の準優勝。 1区伊藤百花さん (1年) は区間1位の力走を見せ、 2区後藤有希奈さん (同) も1位をキープしたが、 2位の北摂三田に距離を縮められ、 3区江上美千佳さん (2年) が好走したものの、 順位を落とした。 それでも、 4区志水葵さん (同)、 5区大西莉世さん (3年) と必死に1位を狙ったが、 一歩及ばなかった。  県出場は決めたものの、 思い通りの走りができず、 宿敵、 北摂三田に敗れたことで涙を流したメンバーら。 男子の石塚君同様、 チームを引っ張ってきた大西さんは、 「人数も実力もそろっていたので、 優勝ができず、 本当に悔しい。 でもみんな明るく仲が良いチーム。 県では北摂三田に勝ちたい」 と気合。 主将の志水さんは、 「悔いは残ったが、 県では今もっている力を全部出してベストを尽くしたい」 と話していた。  県大会は11月11日、 篠山市内で行われる。