HOME
お知らせ
日々のこと
家づくり
農耕生活
食べもん
モノづくり
暮らし
地域づくり・人づくり
丹波のニュース
管理者コラム
お問い合わせ
オンライン状況
37 人のユーザが現在オンラインです。 (29 人のユーザが 丹波のニュース を参照しています。)
パソコンとスマートフォンのウィルス対策大丈夫ですか?
あっぷ丹波がお奨めするウィルス対策ソフトはこちら
今なら1台あたり年額約450円から
さらにさらに期間限定で
1台あたり年317円!!
切り抜き詳細
発行日時
2012-10-28 9:01
見出し
ブータン
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3338
記事詳細
90年代から2000年代初めにかけ、 インドから独立を求めるアッサム州の反政府ゲリラが、 隣国ブータン南部の密林に入り込んで活動拠点にしていた。 インドと協力関係にあるブータン政府の再三の退去要請が無視され続けたため、 4代国王 (現国王の父) が自ら出陣を決意。 ある冬の朝、 キャンプを急襲し、 大半を生け捕ってインドに渡した。 ▼死傷者は最小限にとどまったが、 ブータンでは1世紀半ぶりの“戦闘”。 双方の犠牲に心を痛めた国王は、 ヒマラヤの峰々を見渡すドチュ峠に108の仏塔を建てて霊を慰めることにした。 ▼首都ティンプーから古都プナカに向け同峠を通る際、 ガイドさんが教えてくれた。 為政者としてのパフォーマンスもあろうが、 信心深く、 王への絶大な敬服を抱くブータン人のことを如実に物語る話。 加藤登紀子さんが先週末、 都心の時計塔広場でコンサートを開いたのも、 人々の優しさに魅せられたからに違いない。 ▼医療も教育費も無料。 「国民総幸福量」 世界一を誇る同国ながら、 財政のかなりの部分を国際援助に頼り、 最大の収入源はインド向けの水力発電。 それでも、 脚光を浴びてきた観光には抑制的だ。 課題は多いが、 ティンプー大のテンジン・ヨンテン教授は 「ゆっくり、 バランスを取りながら10年内には解決できるでしょう」 と話した。(E)