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切り抜き詳細
発行日時
2012-10-25 11:24
見出し
田舎って、いいよねぇ~
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3332
記事詳細
「田舎で農業を始めて良かったと思うことは?」 と、 久々に聞かれて改めて今までを走馬灯のように振り返る機会を頂いた。 広がるのはここ最近の風景。 銀色のススキ、 紫苑色の花々が風に揺れ、 朽葉色の葉と小さな栗色のドングリが足元に広がる。 茜色から藍色に変わる日暮れ時、 夕飯の準備に追われ、 暖かなオレンジ色の光に包まれた部屋の外には漆黒の闇と静かに浮かぶ金色の細い月と満天の星。 朝には霧深い真っ白のキャンバスにブルーベリー畑が見え出し、 徐々に家々と山並みが浮かぶ水墨画。 そして、 次に浮かぶのが丹波の旬!昨年から父ちゃんは植物性の完熟堆肥を使うようになって、 野菜の出来が調子良い♪今は葉物野菜が豊富で娘は春菊が大好き。 息子の離乳食にも葉物を多く取り入れることが出来るようになった。 しかも自分たちが作った野菜で食卓を飾れるだけでなく、 田舎はまだ物々交換が成り立っている。 Kさんから頂いた黒枝豆をつまみに父ちゃんは晩酌し、 子供たちはN婆ちゃんの秋茄子とYさんに仕込んでもらった黒豆味噌で味噌汁を堪能。 Oさんの黒ゴマで御浸しも作ったし、 Sちゃんちの茗荷の甘酢漬けもある。 おやつはS子さんの干し柿も♪先日掘った薩摩芋でスウィートポテトも作りたいな~♪そういや小豆も出だすし、 餡子を作ってアンパンと言う手も。 結局、 農業の苦労話は適当に、 丹波の自然と人の温かさと最後は食い気の話ばっかりで終わってしまった母ちゃんでした。 (古谷暁子・ブルーベリー農家)