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切り抜き詳細
発行日時
2012-10-21 9:07
見出し
東洋美術史家、中尾巌氏偲ぶ 教え子らが本を発行
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=6050
記事詳細
今年2月に82歳で亡くなった青垣町佐治の東洋美術史家、 中尾巌さんを偲び、 丹波市柏原町柏原の書家、 足立青宙さん (64) の編集で、 中尾さんの生涯や業績などをまとめた 「蒼古清風」 が発行された (丹波新聞社印刷)。 中尾さんは16歳のとき、 東京大学東洋美術科の藤懸静也教授と知り合い、 助手として上京。 藤懸教授に12年間師事し、 美術品に対する見識を深めた。 その後、 安土桃山文化を専門に美術研究家として関西を中心に活動。 大手前大学の講師を務め、 資料室参与も兼任した。 地元では、 青垣町文化協会長、 市文化財審議委員などを務め、 青垣町誌の編さんにもかかわった。 郷土の文化財、 社寺仏閣などへの愛着が深く、 漢詩として表現。 「丹心花影」 と名づけた著書で、 それらの漢詩を発表した。 「蒼古清風」 は、 中尾さんの指導を受けた関西地方の書家や日本画家らの集まり 「墨雅会」 (足立青宙さん代表) と、 足立さんが発行した。 中尾さんが原稿用紙などに書き、 知人らに贈った漢詩100首も収録している。 34年間、 中尾さんに師事した足立さんは 「中尾先生は、 人間の究極の幸せについて身をもって説いてくださった。 この本を通して、 先生の高徳が語り継がれることを期待している」 と話している。 足立さん (0795・72・3091)。 ◆中尾さんの遺作を展示 中尾さんを偲び、 中尾さんの南画20点などを展示する 「墨雅会展」 が10月25―30日、 えさかギャラリー (吹田市江の木町16―9、 愛和会ビル7階) で開かれる。 墨雅会会員の作品も展示する。 また、 11月2―4日、 丹波新聞社でも中尾さんの書画約10点を展示。 足立さん主宰の書道教室生徒の作品もあわせて展示する。