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切り抜き詳細

発行日時
2012-10-21 9:04
見出し
寝ながらウォーキング 健康器具を考案・商品化 MEDIX関節運動医学研究所
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=6045 寝ながらウォーキング 健康器具を考案・商品化 MEDIX関節運動医学研究所への外部リンク
記事詳細
 MEDIX (メディックス) 関節運動医学研究所 (丹波市春日町平松) の代表で、 鍼灸師、 柔道整復師の直井英嗣さん (45) が、 ソファーにもたれたような状態のままウォーキングと同じ運動ができる健康運動器具、 ウォーキングベッドを考案し、 商品化された。 研究を始めてから19年目にしてこぎつけた労作。 10月2、 3日に大阪で開かれた 「販路拡大フェア」 で“デビュー”。 丹波の森公苑で21日に行われる 「丹波GO!GO!フェスタ2012」 でも紹介する。   「寝たままでもウォーキングできる」 がコンセプト。 滑車を通したラインを足に固定し、 歩くように交互に動かすことで、 硬くなった関節をほぐす。 ベットは、 特に腰椎や膝関節に負荷をかけずに運動できるよう、 関節運動医学的に最も理想的な角度に設定しているのがポイント。  ウォーキングやランニングと同じ有酸素運動、 柔軟性の向上、 腰痛や病中病後のリハビリテーションなどの効果があるという。 今後、 歩数計や消費カロリー計と組み合わせるなど、 商品としての質を上げていく。  直井さんは、 20年近く前、 坐骨神経痛や椎間板ヘルニアに悩む患者と接する中で、 リハビリに代わることを患者自身で手軽に、 効果的にできないかと考えたのがきっかけ。 仕事のかたわら、 理論を組み立て、 1993年に木製の試作品を製作、 翌94年には特許を出願した。 さらに様々なトレーニングマシンを検証しながら、 軽量化とコンパクト化に向け研究を続けてきた。  今回、 健康器具製造メーカー、 ピーテック (東大阪市) と提携。 折りたたみ式で、 重さ4・3キロの商品が誕生した。 「高齢化社会のニーズに応えるとともに、 運動を始めるきっかけや、 体のトラブルを改善する手助けになれば」 と期待している。  直井さんは、 北九州市出身。 2004年に平成医療学園専門学校附属鍼灸接骨院長に、 08年には星野仙一記念日本スポーツ医学リバランス協会学術顧問に就任。 北京五輪出場選手や、 プロ野球一軍選手のトレーナーも歴任した。 フットケアが専門で、 インターネットサイト 「フットケアグッズ. COM」 のアドバイザーとしても活躍。 今年9月に同研究所 (ひで整骨院鍼療所、 0795・70・3346、 medix489@gmail.com) を開設した。