HOME
お知らせ
日々のこと
家づくり
農耕生活
食べもん
モノづくり
暮らし
地域づくり・人づくり
丹波のニュース
管理者コラム
お問い合わせ
オンライン状況
71 人のユーザが現在オンラインです。 (40 人のユーザが 丹波のニュース を参照しています。)
パソコンとスマートフォンのウィルス対策大丈夫ですか?
あっぷ丹波がお奨めするウィルス対策ソフトはこちら
今なら1台あたり年額約450円から
さらにさらに期間限定で
1台あたり年317円!!
切り抜き詳細
発行日時
2012-10-18 9:21
見出し
祖母、強し
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3327
記事詳細
90歳を迎える祖母が体調を崩してしばらくたった。 入退院を繰り返し、 また先週から病院でお世話になっている。 みるみる痩せ衰えていく姿を見るのは本当につらい。 しかし、 わが祖母はちょっとやそっとではへこたれない。 最初に入院した時に病院へ駆けつけた私に言った一言は、 「もうあかんわ」 だったが、 次に続いたのが、 「腹が減ってしようがない」。 見事としか言いようがなくて笑ってしまった。 不思議と祖母があの世へ旅立つ気がしない。 ずっと 「腹が減った」 と言っていそうだからだ。 まったく頑丈である。 大正―昭和前半生まれの人々は現代っ子よりも強い。 幾多の戦争、 そして、 食糧難の時代を知っているからだ。 誰よりもご飯をおいしいと感じ、 食欲も旺盛。 祖母も元気なころは漬物と味噌汁でお茶碗2膳を平気で食べた。 今になっていろんな知識を身に付け、 彼らの偉大さがよくわかる。 生き証人である祖母から、 もっともっと学ぶべきことが見えてきた。 おばあちゃん、 これからもたくさん話を聞かせてね。 きっとそれを次代へつないでいくから。(森田靖久)