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切り抜き詳細
発行日時
2012-9-27 13:44
見出し
全国大会で特別賞受賞 伝統の大工規矩術で挑む 篠山市黒田の小林さん
リンクURL
http://tanba.jp/modules/people/index.php?page=article&storyid=853
記事詳細
篠山市黒田の小林俊文さん (33) =同市黒田、 小林工務店=が9月16―18日、 神戸国際展示場 (神戸市) で開かれた 「全建総連第28回全国青年技能競技大会」 に出場。 2009年に続いて2度目の全国となった小林さんは、 日々鍛練してきた技術を駆使して作品をつくり上げ、 「審査員特別賞」 を受賞した。 全国の若手大工が伝統技術を駆使して腕を競う大会。 小林さんは、 「作品としては悔いが残った。 チャンスはまだあるので、 次回を目指して腕を磨きたい」 と話している。 大会は満35歳以下の若手大工が対象。 「四方転び踏み台」 という木製の脚立をつくり上げるのが課題で、 原寸図作製から木材の削り、 墨付け、 組み立てまでを6時間以内で行う。 さしがねを使った規矩 (きく) 術を駆使し、 ほとんど機械を使わない伝統的な大工技術と時間内に仕上げる集中力が試される。 全国大会には47都道府県の予選を勝ち抜いた精鋭76人が出場した。 応援に詰めかけた関係者らの視線と、 好敵手たちが振るう金づちやのこぎりの音に囲まれながら、 競技に臨んだ小林さんは、 落ち着いて、 ミリ単位の作業に没頭。 速さは評価に関係ないが、 全体で2番目に仕上げ、 余裕を見せつけた。 09年の全国ではベスト16入りで入賞し、 今回は審査の結果、 入賞こそ逃したものの上位者に与えられる特別賞を受賞。 兄弟子の西家幸男さん (後川上) や、 所属する県土建一般労働組合篠山支部の北川純氾・支部長 (川北) らが見守る中、 精いっぱい腕を振るった。 「材料をかんなで削り過ぎ、 少し隙間ができてしまった」 と悔しさを語った小林さんは、 「先輩方に見守られる中で作業ができ、 とてもうれしかった。 年齢制限まであと2年。 次回はさらに上位を目指したい」 と意気込んでいる。