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切り抜き詳細
発行日時
2012-9-23 9:03
見出し
敬老の日
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3307
記事詳細
敬老の日のプレゼントを贈る人もいなくなり、 すっかり祝われる側になってしまった。 教会の礼拝のはじめに、 牧師から 「敬老されてもかまわないと思われる方は自己申告で、 前に並んで下さい」 と言われた。 前期高齢者だし、 孫も五人いるからと、 私も前に出る。 日曜学校の子どもたちから小さなブーケのプレゼントがあり、 礼拝後は特別メニューの昼食も頂いた。 この教会は、 牧師が三十歳代の後半、 教会員も四十歳代を中心に、 大学生や高校生が多く、 活気がある。 少し前までは、 敬老の日だけ年寄りを敬うなんて変な世の中だ、 普段から大切にしないといけないではないかと力説していた。 親を無事に見送ったせいか、 年のせいでまるくなったのか、 一日だけでも祝われるのがうれしく感じるようになったのが、 我ながらおかしい。 話が変わるが、 この頃のスーパーのレジ係の人は、 こちらの手に触れんばかりに、 実に丁寧にお釣を渡して下さる。 ある所のあるお爺さんが、 この丁寧なお釣の受け渡しを初めて体験して、 ポッとうれしくなった。 最初は、 自分だけに優しく手渡してくれると思い、 同じレジ係のいる所に行くようにしていた。 友だちにそのことを手柄のように話したら、 「年寄りが釣銭をうけとりそこねたら、 拾うにも大変やし、 倍の手間がかかるやろ。 ちょっと丁寧に渡すことで、 レジはいつもスムーズにいくというわけじゃ。 スーパーの教育でやっとんのやろ」 と言われてしまった。 おじいさんの夢は、 はかなく破れたのだが、 年寄りは、 ほんのちよっとしたことが、 とてもうれしいものなのだ。