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切り抜き詳細

発行日時
2012-9-23 9:01
見出し
50年迎え次代へ一歩 成松浅井松吟社 氷上で記念大会
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=5954 50年迎え次代へ一歩 成松浅井松吟社 氷上で記念大会への外部リンク
記事詳細
  「成松浅井松吟社」 (上田脩代表) の創立50周年記念大会が9月30日午前10時からポップアップホール (丹波市氷上町本郷) で開かれる。 1962年、 京都市の観世流能楽師、 浅井宏烝 (ひろむつ) さんを指導者に迎え、 氷上町の成松公民館を稽古場に始まった同社中。 上田代表は 「歴史ある松吟社の節目を祝うとともに、 次代に向けた歩みを踏み出したい」 と話している。 入場無料。  発足当初からの会員で、 代表も務めた故田中陽造さんをはじめ、 成松在住の人が多くいたことから、 成松が稽古場になったようだという。 その後、 氷上町石生の料亭 「大和」 に稽古場が移った。  現在、 市内を中心に12人が所属している。 2007年、 宏烝さんが死去。 次男の能楽師、 浅井通昭さん (48) を指導者に迎え、 月2回の稽古に励み、 5年の節目ごとに大会を開いている。  記念大会では、 京都観世流井上一門から井上裕久さんら10人のシテ方、 能楽師を迎えるほか、 小鼓、 大鼓、 笛、 太鼓の囃子方の各師匠を迎える。 また、 浅井さんが指導している京都、 八日市、 広島、 岡山の各社中をはじめ、 市島町の市島宮田松和会、 氷上町の成松宮田松和会が賛助出演。 「清経」 などの素謡7番、 「高砂」 などの舞囃子6番や、 連吟2番、 仕舞4番を披露する。  浅井さんは 「5年前の45周年記念大会の2日前に父が亡くなりました。 さぞ無念だったと思います。 父のためにも、 50周年大会を無事に終えたい」 と話している。  同社中は、 同大会を機に 「丹波浅井松吟社」 に改称する。