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切り抜き詳細
発行日時
2012-9-23 9:00
見出し
被災児童へストラップ 手作りの手まり370個 味間新の松田千栄子さん
リンクURL
http://tanba.jp/modules/features/index.php?page=article&storyid=830
記事詳細
篠山市味間新の松田千栄子さん (76) が、 東日本大震災で被災した宮城県石巻市の鹿妻 (かづま) 小学校に通う子どもたちに元気を届けようと、 全校児童分370個の 「手まりストラップ」 を制作した。 一つひとつ、 心を込めてつくり上げた作品で、 「さびしくなった時にストラップを見て、 元気になってくれれば」 と笑顔の松田さん。 ストラップは、 同校と縁のある城南小学校教諭の岡澤大介さん (38) =篠山市打坂=の手で、 年内をめどに児童たちのもとへ届けられる。 手まりは直径約10センチ。 ティッシュペーパーを芯にし、 糸を巻きつけて球形に成形。 その上から2色の糸で、 日本の伝統的な柄、 「麻の葉模様」 をあしらった。 手まりの下には鈴をつけた。 3月ごろから制作を始めたが、 手間がかかるため、 完成する数は1日に多くても5個。 時間を見つけながら、 約半年かけて全校児童分をつくり上げた。 松田さんは昨年3月11日に発生した東日本大震災に衝撃を受け、 被災地の子どもたちの身と心を案じていた。 そこで思い出したのが、 手まりを地元の子どもたちにプレゼントして喜ばれたこと。 自分の持つ技術で何か力になれればと考えた。 丹波新聞紙上で、 被災地の小学校と縁のある岡澤さんを知り、 寄贈を提案。 岡澤さんを通じて児童数などを聞き、 手まりストラップの制作に励んできた。 これまでにも募金活動などを行ってきた松田さんは、 「ストラップの鈴がチリンと鳴るたびに、 『遠くからでも応援しているよ』 という気持ちが伝われば」 と期待。 「来年以降も、 新入生のために目と手が動く限り、 寄贈を続けていければ」 と話している。