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切り抜き詳細

発行日時
2012-9-6 14:19
見出し
6次産業化と高校
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3289 6次産業化と高校への外部リンク
記事詳細
 第1次産業の農林水産業者が加工 (第2次産業)、 流通・販売 (第3次産業) にも乗り出す6次産業化が提唱されている。 農業が盛んな丹波地域でも、 加工品の開発や販売を始める事業者、 店舗が増えてきている。 一方で、 農業の担い手不足が大きな課題となっている。 6次産業化が地域経済を押し上げれば、 担い手育成につながっていく。  丹波地域では、 高校生たちが農業に関して活躍している。 篠山東雲高校は丹波黒大豆に関する研究で、 近畿大会最優秀を受賞。 全国大会の出場を決めた。 丹波黒の病気を抑える 「機能性堆肥」 を開発し、 その量産を図っている。 大会では、 それらを写真やデータなどで示し、 うまく発表、 表現したことが評価された。 また、 地域の農業者や企業との連携で開発、 量産しようとしていることも評価を受けた。  また、 篠山産業高校生活科は、 播磨農業高校 (加西市) と連携し、 加西市の特産であるカボチャの加工品開発に取り掛かった。 「カボチャまん」 やケーキなどに加工する提案が出されている。 播磨農業には、 家庭科で使う調理室しかなく、 篠山産業では加工品を開発できる設備が整っている。 篠山産業の生徒たちは、 そのカボチャを味見してすぐに、 いろんな加工品に試してみたい、 と目を輝かせていた。  大学がない丹波地域にとって、 高校生は貴重な人材だ。 農業関係の研究や勉強をしてきても、 就職は農業以外の職種に就くことが多いのが現状。 6次産業化を推し進めることと、 高校と地域がさらに継続的に連携することで、 高校生たちの受け皿ができるとともに、 農業関係の担い手不足が少しでも解消されるのではと思う。(坂井謙介)