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切り抜き詳細
発行日時
2012-9-6 14:17
見出し
ドラえもんの誕生日に
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3288
記事詳細
9月3日は 「ドラえもん」 の誕生日だったそうだ。 彼が誕生する年は2112年なので、 ちょうど100年後に製造されるということになる。 ドラえもんといえば、 何といってもあのひみつ道具。 タケコプターにどこでもドア、 タイムマシン―。 数々の道具が登場し、 幼い頃は 「あんなこといいな、 できたらいいな」 の歌詞どおりにのび太がうらやましかった。 今、 小憎たらしい大人になった私は、 「あんな道具があったら、 誰でもすぐに夢を叶えてしまうし、 犯罪だってやり放題やん」 などとひねくれたことを考えてしまう。 もちろん、 藤子氏は作品に答えを盛り込んでいる。 便利な道具を使いまくるのび太は、 必ずしっぺ返しを食らい、 最後は反省して、 人間的な成長をみせる。 作品のテーマは、 「ひみつ道具に頼らずとも、 未来は自力で切り開いていけるという人生論」 と私は思う。 きっと 「人生論」 なんて言い出すのは大人になってから。 今こそドラえもんから学ぶべきことが多いのかもしれない。 ちなみにわが家の愛犬は、 「ドラミ」 といいます。 ひみつ道具は出せません。(森田靖久)