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発行日時
2012-8-12 8:57
見出し
列島縦走フィナーレへ 大山新出身の宵豊一さん
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記事詳細
 篠山市大山新出身の宵豊一さん (49) =大阪府貝塚市=が、 日本列島縦断ランニングに挑戦している。 7月までに、 沖縄、 九州、 北海道、 中国、 東海など約2580キロを走破。 今月12―23日、 最終ステージとなる青森―東京間に挑み、 総距離3380キロの軌跡を結ぶ。 思いは、 走る中での出会いとそこから生まれる感動を分かち合い、 明日への活力にすること。 宵さんは、 「自分も、 見てくれる人も感動できる 『走り』 は素晴らしいこと。 こんなにいいものはない」 と話し、 列島縦走のフィナーレへ出発した。  篠山ABCマラソン大会をはじめ、 各地のマラソン大会に出場しだし、 琵琶湖1周、 富士登山競走などにも挑んできた。  全国を走る 「ジャーニーラン」 は、 2010年8月に東京をスタートし、 東海道を経て大阪の自宅までの590キロを走破。 同年12月には福岡―広島間200キロを、 翌年4月に鹿児島―福岡間400キロ、 8月に北海道・宗谷岬―青森間770キロ、 12月に沖縄・波照間島―沖縄本島縦断―鹿児島佐多岬―鹿児島中央駅間270キロ、 今年4―5月、 7月には広島―大阪間350キロを駆け抜けた。  サラリーマンのため、 休暇を利用してコツコツと距離を積み上げてきた。 その魅力を、 「各地の住民や旅人らとの出会い」 と語り、 「『感動が人を動かし、 出会いが人を変える』を心に秘めて走り続けた」 と言う。  昨年3月11日の東日本大震災以降は、 「走る姿を通して日本を元気づけたい」 と、 被災地の早期復興を祈念したランニングにもしてきた。  最終ステージとなる青森―東京間800キロは、 東北太平洋沿岸部を走るため、 ボランティアも行う予定という。  また、 ゴール後は、 著名なランナー、 高繁勝彦さんの取り組み 「Run×10運動」 (走った距離に10円をかけた金額を東日本大震災に役立てる運動) にも参加し、 義援金を送る予定。