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切り抜き詳細
発行日時
2012-8-5 9:01
見出し
ハードルで全国へ 塩見浩一朗君(市島中3年)と村上緋奈子さん(柏原中3年)
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=5776
記事詳細
市島中学校陸上部の塩見浩一朗君 (3年) と、 柏原中学校陸上部の村上緋奈子さん (同) が、 8月19日から千葉県で行われる 「全日本中学校陸上競技選手権大会」 に出場する。 いずれもハードル競技 (男子=110メートル、 女子=100メートル) で、 塩見君は7月27、 28日の県総体で、 村上さんは7月7、 8日の全日本中学校通信陸上競技県大会 (以下、 通信) で標準記録を突破し、 出場権を得た。 塩見君は初出場、 村上さんは昨年に続き2度目。 塩見君は、 県総体準決勝で自己ベストとなる14秒90を出し、 標準記録の15秒00を突破した。 県総体までの自己ベストは、 先に行われた通信の準決勝で出した15秒22。 県総体の予選で15秒18、 準決勝で14秒90と、 自己ベストを2度更新し、 全国大会への切符を手にした。 「落ち着いて走れている時は、 いい記録が出ることが多い」 と塩見君。 全国行きを決めた県総体の準決勝は、 「走っている途中も冷静でいられた」 と振り返る。 通信以降、 丹有、 県総体と大会が続いたが、 全国大会出場を目標に臨んだ。 レースが終わるたびに自分の走りを振り返り、 反省点を次のレースに生かすよう意識した。 「全国大会に出る選手の中では、 記録はまだ下の方。 レース後半が弱いので、 最後まで走りきれる体力をつけるのが課題」 と話す。 「初めての全国大会で、 雰囲気に押しつぶされないよう、 緊張感も楽しみながら決勝に残ることを目標にがんばりたい」 と話している。 村上さんは、 通信の予選で14秒63を出し、 標準記録の14秒85をクリア。 2年連続の全国行きを決めた。 準決勝では14秒36 (追い風参考)、 決勝では14秒40を出し、 10月に横浜で行われる 「ジュニアオリンピック競技大会」 への出場権 (標準記録=14秒40) も得た。 その後に行われた県総体では、 予選から自己ベストを更新する14秒32を、 決勝ではさらに14秒17まで記録を伸ばした。 「決勝はスタートがうまくいった」 と振り返る。 最後のハードルに足が引っかかりながらの自己ベスト。 さらなる記録更新に手応えを感じている。 ハードルとハードルの間を速く走ることを心がけて練習しているものの 「変わった練習はしていない」 と笑顔。 全国に向け、 「1台目のハードルにいかにうまく入れるか、 だと思う。 昨年は自分の走りができずに予選落ちしたが、 今年は横の選手に気を取られることなく、 自分の走りをして予選を通過したい」 と意気込んでいる。