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発行日時
2012-8-5 9:01
見出し
絵画で「県展」1席に 氷上町の足立慎治さん
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記事詳細
 県立美術館原田の森ギャラリー (神戸市灘区、 078・801・1591) で8月4日に始まった 「県展」 (県など主催) の絵画部門で、 新世紀美術協会会員の足立慎治さん (38) =丹波市氷上町石生=が部門大賞 (一席・知事賞) を受賞した。 てるてる坊主を実際に作り、 実物を忠実に描いた労作での大賞に、 「若い時の自分と、 今の自分と2人が喜んでいる感覚。 時間もかけたし、 2倍うれしい」 と話している。   「ハレルサ (追憶)」 (油彩、 162センチ×162センチ)。 願いの象徴のてるてる坊主を登場させる 「ハレルサ」 シリーズ。 80数個のてるてる坊主と、 左上から差し込む光にうつろな瞳で手を伸ばす女性を描いた。  色んな人の思いがこもったてるてる坊主の中に、 人物を立たせることで、 希望を表現した。  実際にハギレで作ったてるてる坊主を色目や位置を考えてキャンバスにはりつけ、 それを見ながら下絵を描き、 完成までに3週間をかけた。  県展は7回目の挑戦。 2007年の自信作が佳作止まりだったことで、 「相性が悪い」 と出品をやめていたが、 県展50回の節目を機に洋画部門と日本画部門が 「絵画」 で部門統一され、 ハードルがより高くなったことから久しぶりに挑戦する気になったという。 「真面目過ぎるほど真面目に取り組んだ。 結果が出てうれしい」 と話していた。  審査員は、 「てるてる坊主に願いや希望を託したいという気持ちが出ている。 サイズいっぱいにのびのび描かれている点、 てるてる坊主の表情がそれぞれ違う点がよい。 空間処理はあいまいだが、 かえって作品の意味の幅を広げている」 と講評。 同部門には217点の応募があった。  8月25日まで。 一般300円。