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切り抜き詳細
発行日時
2012-7-27 9:01
見出し
自宅を絵手紙工房に 7月28日から開館記念展 氷上町の田中さん
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=5733
記事詳細
丹波新聞カルチャー絵手紙教室講師の田中重雄さん (63) =丹波市氷上町井中=が自宅を改装し、 絵手紙工房 「たらば庵」 (090・5013・5382) を開設した。 7月28―30日の午前10時―午後5時、 開館イベントとして作品展を開く。 絵手紙文化の発信拠点として活用していく。 今春、 長年勤めた郵便局長を退職、 かねてから温めていた構想を実現した。 工房名は、 かつて通信に使われた、 葉の丈夫な 「たらば」 にちなんだ。 作品展では、 玄関、 仏間、 洋間、 居間に、 自身の作品約100点と、 教え子や友人から届いた絵手紙80点を展示する。 仏間にはお地蔵さんの絵や、 酒の肴シリーズを、 洋間にはコースターやしおりなどに描いた作品を集めている。 絵手紙との出会いは25年ほど前。 仕事柄、 毎日はがきに囲まれており、 もっと多くの人にはがきを出してもらう方法を思案していたところ、 流行し始めた絵手紙と出会った。 独学で技術を身につけ、 20年ほど前から教室を持つようになった。 本格的に取り組むようになった20年間で、 1万枚以上の絵手紙を描いている。 今後、 同工房で教室を開く計画があるほか、 自身の絵手紙作品を本にまとめる構想もある。 「たった1枚で、 小さな心のふれあいができるのが絵手紙の素晴らしさ。 どんどん見に来てもらって、 絵手紙文化を発信していけたら」 と話している。