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切り抜き詳細
発行日時
2012-7-19 11:15
見出し
ワンダーフォーゲル全国大会へ 県予選で新記録V 柏原高校男子
リンクURL
http://tanba.jp/modules/topics/index.php?page=article&storyid=5708
記事詳細
柏原高校の男子ワンダーフォーゲル部がこのほど養父市・氷ノ山で開かれた県高校総体の登山大会で優勝し、 8月7日から新潟県・苗場山周辺で開かれるインターハイへの出場を決めた。 県大会では序盤のタイムレースで同会場の大会新記録を出した。 岸本祐也・前部長 (3年生) は 「優勝を狙って練習し、 持ち味の体力が結果に出てよかった。 全国大会では、 途中の減点もなく完走するのが目標」 と話している。 同競技は4人制。 事前の計画書の提出から、 関連知識のテスト、 天気図の作成や装備点検など、 13項目にわたって計90点で評価される。 県大会には24校が出場。 同校は、 岸本君のほか、 植田尚輝君 (3年)、 若林誠君 (3年)、 県大会後に部長となった奥田将守君 (2年) がチームを組んだ。 登山ルートの序盤5キロ (標高差750メートル) の通過時間を競う 「特区」 の項目 (最大15点) で、 71分57秒を記録。 前日の大雨で道がぬかるむなか、 2位に5分以上の差をつけた。 3年前に同ルートになって以来、 新記録となるタイムで、 特区の評価点で最大の15点を獲得。 ほかの上位校と3―4点の差をつけた同部は終始、 大会をリードし、 総合得点で2位に1・1点差をつけて優勝した。 昨年は0・3点差で2位となり、 全国大会を逃した。 昨年に続いて出場し、 行程中の登山記録を担当した植田君は 「全国大会ではメンバーについていくのはもちろん、 減点対象になりうる記録の書きもらしをしないこと」 と抱負を話し、 若林君は 「体力を生かした特区の結果はよかったが、 天気図などの項目が伸びなかった。 大会までに天気図や関連知識などの精度をあげたい」 と話す。 唯一の2年生で、 部長の奥田君は 「初の県大会で緊張したが、 3年生が引っ張ってくれた。 自分も来年の大会では下級生を引っ張れるよう、 全国大会を通して天気図やテント設置のノウハウなどを3年生たちから学びたい」 と意気込んでいる。