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切り抜き詳細
発行日時
2012-7-8 8:50
見出し
ピーナッツバター
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=3232
記事詳細
今から九十三年前の一九一九年、 アメリカ人J・B・ソーントンという牧師が、 丹波柏原にキリスト教の伝道のためにやってきた。 一九二六年、 アメリカに帰国するまで、 聖書塾の開設、 路傍伝道、 そして柏原教会を創立した。 また、 日本で初めてピーナッツバターの製造を開始、 それで生計を立てた。 今もジャムやピーナッツバターなどを製造販売している 「ソントン食品工業」 の創業者も、 ソーントン師によってクリスチャンになった一人だった。 本来、 ソーントンなのだが、 「ソントン」 と縮めて言うのが創業者の癖だったため、 社名は 「ソントン」 になったとか。 三か月ほど前、 朝日新聞の土曜版 「キミの名は」 という欄に、 ソントン食品工業の名前について掲載された。 ソーントン師のことは、 子どもの頃から知っていた話だったので懐かしく、 また文中に丹波市の名があったのも誇らしく思えた。 夫に見せると、 「ソントンの会社名は知っていたけれど、 君の故郷と関係あるとはねえ」 と驚いていた。 ソーントン師が、 当時とても不便な山あいの柏原になぜ来たかについては、 「神さまが、 柏原へ行き、 キリスト教を伝えなさいと言われたからだ」 と日曜学校で教えられ、 今もそう信じている。 子どもの頃、 近所に、 ソーントン塾を出た信者のお家があり、 ピーナッツバターを製造販売していて時々買いに行った。 おいしいので、 食パンにいっぱい塗っていると、 「鼻血が出るぞ」 と父から言われたことも懐かしい。 約百年前に来日した伝道者と丹波柏原教会とピーナッツバターの関係、 なかなか深い。