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切り抜き詳細
発行日時
2012-7-5 10:37
見出し
キャンプ場充実めざす 誘客へ「渓谷祭」発信 春日町・日ケ奥渓谷キャンプ場
リンクURL
http://tanba.jp/modules/news/index.php?page=article&storyid=1327
記事詳細
丹波市春日町多利自治会 (三井曻会長) が7月16日午前9時半から、 集落内にある日ケ奥渓谷キャンプ場で 「日ケ奥渓谷祭&不動祭」 を開く。 これまでは主に集落内の住民が参加する祭だったが、 外に向けて広く発信し、 誘客することで、 キャンプ場の収益増と地域の活性化をめざす。 あわせてキャンプ場を運営する体制やPRの方法なども見直す。 午前9時半から2つのコースに分かれてハイキングが出発する。 展望所コースは往復1時間40分、 神池寺コースは往復2時間20分のコース。 遊びながら渓谷の自然が学べる教室 (午前9時半―、 先着50人) も行う。 アマゴの塩焼き (250円)、 きな粉もち (200円) の販売のほか、 流しそうめんもある。 同キャンプ場は、 昭和30年代後半に行われた砂防工事に合わせて整備された老舗。 同祭は、 住民の一部有志が始め、 自治会主催となって今年でちょうど20回目を迎える。 2010年にはトイレの水洗化をはじめとする環境整備も行われた。 しかし、 アウトドアブームに乗って各地のキャンプ場が誘客合戦を繰り広げる中で、 PR不足に陥り、 利用者は減少。 近年、 底打ちの状態になっていた。 地域資源をうまく活用し、 活性化につなげている他の地域に学ぼうと、 同祭を外に向けたものに改革。 収益の柱は駐車料金 (500円) で、 収益増により、 常駐の人を配置し、 サービスを向上させるなど、 キャンプ場の運営とPRを充実させたい考え。 今回は、 70人からなる運営委員会を組織し、 準備を進めている。 進行全般を担当する畑敏雄さんと三井和俊さんは、 「市内にも参考にできる成功例は多い。 まずは同じ春日部校区の人たちに、 自分たちの校区の祭なんだと認識してもらえるように、 地域を盛り上げていきたい。 ぜひ渓谷の自然を満喫して」 と話している。 キャンプ場は、 9月30日まで。 三井自治会長 (0795・74・0063) か、 かすが観光案内所 (0795・70・3501)。