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切り抜き詳細
発行日時
2012-6-24 8:57
見出し
コピーライター 葦田由美さん
リンクURL
http://tanba.jp/modules/about/index.php?page=article&storyid=502
記事詳細
東京で故郷の文化紹介 (あしだ ゆみ)大阪府四条畷市在住 1970 (昭和45) 年、 丹波市氷上町沼生まれ。 氷上西高、 浪速短大 (現大阪芸大短期大学部) 卒。 広告制作会社などで勤務し、 15年前に設立の広告制作事務所に参加。 東京にも事務所を構える広告制作事務所 「ファーブル企画室」 (大阪市) のスタッフ3人のうちの1人。 本業の広告制作以外に、 主にウェブ上で3年前から古道具を扱っているほか、 東京でギャラリーを開いている。 同ギャラリーで現在、 ふるさとの丹波地域で創作に励む作家3人の丹波布、 稲畑人形、 陶芸の展示会を開いている。 本業はコピーライターだが、 古道具が好きで、 店を開いた。 扱っている商品の中には、 実家の蔵から取り出したものもある。 「実家は、 江戸時代まで酒問屋をしていたと聞いています」。 子ども時代、 蔵に1人で入って古道具に囲まれていると、 なぜか心が落ち着いた。 「家族らから 『変わった子』 と言われていました」 とにっこり。 8年前、 大阪市にある事 務所内にギャラリーを開設。 昨年6月、 東京に移転した。 主に現代アートの若手作家を紹介してきたが、 古道具店3年、 ギャラリー移転1年を記念した展示会では、 ふるさとの伝統工芸に目を向けた。 丹波布は、 復興の第一人者である足立康子さん。 稲畑人形は、 5代目の赤井君江さん。 陶芸は、 スリップウェア作家の柴田雅章さん。 3人とも面識がなかったが、 葦田さん1人で出会いに行き、 出展を交渉した。 「ありがたいことに、 みなさん、 快諾していただきました」。 約30平方メートルの店内に計20点の作品と古道具を展示。 「民芸が好きな方には、 きっと喜んでいただけると思います」 と話す。 展示会のタイトルは 「はしらのきず展 丹波の暮らし」。 柱の傷という言葉に、 ふるさとの匂いなどを表現した。 「私自身が、 ふるさとの伝統文化について学びたいという思いもあって企画しましたが、 展示会を通して、 ふるさとに対する誇り、 愛着がより深まりました」