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切り抜き詳細

発行日時
2018-3-11 9:00
見出し
たんばJUNちゃん農園代表 岡田潤子さん(丹波市柏原町柏原)
リンクURL
http://tanba.jp/modules/about/index.php?page=article&storyid=716 たんばJUNちゃん農園代表 岡田潤子さん(丹波市柏原町柏原)への外部リンク
記事詳細
大人の味のポン菓子製造  地域の特色を生かした商品と評価され、今年度の「丹波すぐれもの大賞」(丹波県民局主催)の一つに選ばれた「丹波発大人のPongashi」を考案、製造している。専業主婦として過ごしてきたが、昨年1月に菓子製造業を創業。「まさかこんな老後を迎えるなんて考えもしませんでした」とほほえむ。  5年前から春日町下三井庄にある夫の龍雄さん(65)の実家で黒豆の栽培を始めた。2年後、ポン菓子製造機を購入。みずから焙煎したコーヒーを、手づくりのお菓子とともに楽しみたいと思っていたところ、黒豆もポン菓子機に入れられることを知り、黒豆のポン菓子を作った。都市部にいる孫たちを呼び寄せ、楽しませたいと思ったのがポン菓子機を購入したきっかけだが、方向転換。ポン菓子機を使い、よりおいしいお菓子作りを追求するようになった。  開発した商品の材料は、夫と一緒に栽培した黒豆と地元産の玄米、砂糖とバター。上品な苦みと香ばしさ、こくがあり、子どものおやつという一般的なイメージをくつがえし、商品名の通り大人も楽しめる味。「周りの人達に配っていたところ、『これは売れるよ』と喜ばれ、その気になりました」。2年前、県女性起業家支援事業に採択され、その補助金を活用して夫の実家を改修、製造スペースを設けた。  電話注文を受けての販売が主(TEL0795・72・2823)。「市内の店舗に置いてくださいと頼むのは気が引けて。でも、すぐれもの大賞を受けたので、それに力を得て今後、市内店舗でも販売したいと思いますが、利益を求めているわけでないので、できる範囲にとどめます。お菓子製造は老後の生きがいです」。67歳。