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切り抜き詳細
発行日時
2018-1-18 8:51
見出し
105冊のノート
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=5220
記事詳細
昨年末、会社の机の引き出しに詰め込んでいた入社以来の取材ノートを処分した。記者になって間もなく丸5年、多いか少ないかはわからないが、その数105冊。取材時の思い出でもあるので、ずっと取っておこうと思っていたが、置き場所もないのであきらめた。 会社が用意してくれた大学ノートがほとんどで、30枚(60ページ)のものが多い。中を開くと、焦って紙を上手にめくれなかったのだろう、白紙のページもたびたび登場する。余白が無駄に多いページもあり、ずいぶんもったいない使い方をしている。 どのノートも自分にしか読めない字で書いており、お世辞にも美文字とは言えない。ただ、どこかに提出するものではないので、自分が読めればOKだ。素早くメモを取る必要があるから、ゆっくり書いている時間はない。汚すぎて解読作業が必要な字を書く記者もいるが、本人が正しく理解できていればいいと思う。 次は何年後に処分するのかわからないが、ノートの使い方にも自分の進歩が見られますように。(田畑知也)