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発行日時
2017-12-25 9:00
見出し
香川県の「鴨庄」が特産提供 12月29日 市島町鴨圧でイベント
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写真・特産品の調理を通じ、交流する2つの「鴨庄」地区住民たち=兵庫県丹波市市島町上牧で  2つの「鴨庄」が交流―。兵庫県丹波市市島町上牧の鴨庄(かものしょう)コミュニティセンターで12月29日午前10時半から初めて行われるイベント「鴨庄年末交流もちつき大会」(同実行会主催)に、香川県さぬき市鴨庄(かもしょう)地区にある「鴨庄漁業協同組合」が海の特産品を提供する。読み方は違うが同じ漢字を書く2つの「鴨庄」。両地区は今年9月に初めて交流を持ち、市島の鴨庄地区自治振興会(永井正伸会長)のラブコールにこたえる形で、さぬき市の「鴨庄」が自慢の一品をふるまう。  同組合が提供する海の幸の試食コーナーを設ける。ぜんざいや焼きもち、豚汁などの食品コーナーがあるほか、もちつきの体験も。鴨庄小学校5、6年生による「鴨庄っ子太鼓」の演奏、北奥地区の長澤幹雄さんのマジック、岩戸地区の丹生憲一さんによる音楽コンサートもある。  以前、永井会長が同じ地名の地区をインターネットなどで探したところ、さぬき市鴨庄地区がヒット。今年9月、同振興会役員らが同地区を訪問し、同組合を訪ねたところ、突然の訪問だったにもかかわらず、組合長らが歓迎。その後の交流を約束した。  もともと今回のイベントは、世代を超えて地域で交流の場を持とうと、若者グループ「カモノーズ」が発案。同振興会も賛同し、同地区との交流の場にも活用することにした。  年末のため同組合員らは29日のイベントに来られないが、特産品を味わってもらおうと、今月12日、同組合員ら3人が同コミュニティセンターを訪れ、同振興会役員らにカキやブリを調理してふるまい、互いに交流を深めた。  永井会長は「今後も交流を続け、関係を発展できれば」と話している。