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切り抜き詳細

発行日時
2017-12-24 9:00
見出し
白内障 ②
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=5206 白内障 ②への外部リンク
記事詳細
 先回の続きでごめんなさい。年取ると病気の話と孫の話と夫の悪口、旅行の話くらいしか話題がなくなると、よくいうけれど確かに。  さて、消毒のあと瞳孔の開く薬、そして麻酔の点眼のあと手術室へ。テープで眼を開くよう固定され、また何度かの麻酔の点眼のあといよいよ。ほんの少しチクリ、多分これが黒目の切開。手術時間は僅か十五分。あっという間だった。  この日はさすがに何となく眼の中に違和感があり、三時過ぎに帰宅してからはずっと長椅子で寝転んでいた。翌朝は朝一の診察に行かなくてはならいので早く就寝。眼帯の上に大きくガーゼが貼ってあり、帽子を深くかぶりかなり怪しい人の姿で診察へ。そして眼帯を取ってもらう。三十日付けで丹波春秋氏も書いていたが、片目の手術だけでも本当に明るい。ただ、両目が済むまでは何となくバランスが悪くて困った。視力というのは不思議で、良い方の眼が主に働く。以前の眼鏡をかけると治った眼が働かなくなり疲れた。両目が済んでも、視力が定まるまでに一か月はかかるとか。遠くに焦点を合わせたが、近くもかなりよく見える。パソコンでいうと十一ポイントくらいまでは裸眼で読めるが、それ以上はやはり老眼鏡が必要。しばらくの間は百円均一のプラス一の老眼鏡で間に合わせることに。運転は楽になり、テレビ、映画も眼鏡なしで観られるのは嬉しい。ただ長く眼鏡をかけていたせいで鼻柱の両脇に結構濃いシミが目立つ。今度は保険の利く皮膚科でシミ取りをせねば。まだまだメンテナンスが続きそう。