HOME
お知らせ
日々のこと
家づくり
農耕生活
食べもん
モノづくり
暮らし
地域づくり・人づくり
丹波のニュース
管理者コラム
お問い合わせ
オンライン状況
15 人のユーザが現在オンラインです。 (8 人のユーザが 丹波のニュース を参照しています。)
パソコンとスマートフォンのウィルス対策大丈夫ですか?
あっぷ丹波がお奨めするウィルス対策ソフトはこちら
今なら1台あたり年額約450円から
さらにさらに期間限定で
1台あたり年317円!!
切り抜き詳細
発行日時
2017-11-30 9:46
見出し
丹波布は「宝」
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=5184
記事詳細
丹波布技術保存会が、同布復興60周年記念事業として丹波の森公苑で開いた「丹波布に魅せられて」が閉幕した。8日間の会期で1000人以上が来場し、予想以上の人出に、保存会の会員は驚き、価値を認める人、関心を持つ人、応援してくれる人がこんなにもたくさんいることに、布を織る技術者たちも心強い気持ちになったことと思う。 国の無形文化財の丹波布だが、文化財の指定を受けているのは、技術者個人でなく、保存会という団体だ。長く活動は低迷し、一昨年再興総会を開くまでは休眠に近い状態で、節目の50周年にも華々しい催しは行われなかった。 会場にいた時に、青垣出身の男性が、「丹波布技術保存会10周年」という、貴重な写真を会場に持って来ていて、興味深い話を聞かせてもらった。期間中、こういった出会いが多くあったそうだ。 江戸、明治、大正、昭和初期の丹波布の古布にも感動したが、丹波布伝承館で技術を学んだ、ここ20年ほどの間に育った技術者の作品が素晴らしく、胸が熱くなった。先祖から連綿とこの地で織られてきた縞柄の布。掛け値なしに「宝」と思った。(足立智和)