HOME
お知らせ
日々のこと
家づくり
農耕生活
食べもん
モノづくり
暮らし
地域づくり・人づくり
丹波のニュース
管理者コラム
お問い合わせ
オンライン状況
75 人のユーザが現在オンラインです。 (41 人のユーザが 丹波のニュース を参照しています。)
パソコンとスマートフォンのウィルス対策大丈夫ですか?
あっぷ丹波がお奨めするウィルス対策ソフトはこちら
今なら1台あたり年額約450円から
さらにさらに期間限定で
1台あたり年317円!!
切り抜き詳細
発行日時
2017-11-23 9:03
見出し
教えない講師
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=5179
記事詳細
丹波立杭焼伝統工芸士の大上巧さんが、西紀北小学校を訪れ、児童たちに作陶体験をする時間を提供した。ろくろを使った実演に子どもたちの目が輝く。土の塊を触る手の間から、にゅるにゅるとお碗や徳利が顔を出す手品でも見ているような表情だ。 いよいよ子どもたちの作陶体験。まずは作り方を説明して…と思いきや、大上さんは、何もしない。児童たちは、作陶体験というより“粘土細工”のように自由自在に土で遊び始める。児童がへらを手に「どうやって使うん?」と聞いても「自分で考えてみぃ」と答える。 自分が手本を作ってみせると、それと同じようなものを作ってしまうのが嫌なのだという。円形のろくろでさえ、形につられて丸いものを作ってしまうからと、四角の粘土板をセットにして渡している。「子どもたちには、我々には想像もできない発想がある。そこを伸ばしてやれたら」と目を輝かせる。 丹波焼といえば、その歴史や伝統をイメージすることが多かったが、常に新しいものに刺激を受けようとする原点を感じるひとコマだった。(芦田安生)