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切り抜き詳細
発行日時
2017-7-23 9:00
見出し
ビートルズ来日の頃
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=5064
記事詳細
朝ドラ「ひよっこ」の主人公「みね子」は私と同じ世代だ。昭和三十九年のオリンピックの時、高校三年生。高度成長の真只中の東京で、カルチャーショックを受けながら成長してゆく。敗戦後たった十九年でオリンピックを開催することができた日本という国、それは国民の力なのだが、改めてすごいと思う。あの時代のエネルギーや風景、ファッションなども懐かしい。 主人公の周囲の人々は、あまりにもいい人ばかり。その中で異色なオーラを放っていたのが、みね子の叔父の宗男。最初は、ビートルズ狂いのうっとうしい男と思って見ていた。ところが、彼は徴兵されてインパール作戦に参戦、夜襲でばったりイギリス兵と鉢合わせ、相手の笑顔でお互いを見逃すことができ、命からがら帰還できた。それ以来イギリスに対して彼なりの思いを持つようになり、当時のイギリス兵とビートルズが重なって見え、ファンになったらしい。私の父も満州に何度か出征、終戦時、国内で防空壕を掘っていたと聞くからまさに同じ世代なのだ。 初めてビートルズを聞いたのは高校二年のとき、トランジスターラジオから流れる「抱きしめたい」や「シーラブズミー」など、今まで聞いていたアメリカンポップスとは全く違う音楽だと感じた。 ビートルズが初来日した昭和四十年、私は京都で下宿して大学へ通っていた。ビートルズ来日騒動のとき何をしていたのか記憶にない。丹波と京都とのカルチャーショックに慣れるのに必死だったからかも。今でも「イエスタディ」は大好きな曲だ。