HOME
お知らせ
日々のこと
家づくり
農耕生活
食べもん
モノづくり
暮らし
地域づくり・人づくり
丹波のニュース
管理者コラム
お問い合わせ
オンライン状況
36 人のユーザが現在オンラインです。 (28 人のユーザが 丹波のニュース を参照しています。)
パソコンとスマートフォンのウィルス対策大丈夫ですか?
あっぷ丹波がお奨めするウィルス対策ソフトはこちら
今なら1台あたり年額約450円から
さらにさらに期間限定で
1台あたり年317円!!
切り抜き詳細
発行日時
2017-5-25 9:02
見出し
日本語教室「うりぼう」
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=5001
記事詳細
凍てつく暗い夜道、暑い夏の夕方、仕事終わりの疲れた身体で、一生懸命、自転車で日本語教室に来てくれる。教室がない日も仕事のあと、部屋に帰って日本語のテキストと向かい合う。これが日本語教室に通う学習者さんたちの日常だ。 教室では勉強の合間に、遊びに行った時のことを楽しそうに話してくれる。日本語の言葉で「家族」が出てくると、写真で家族を紹介してくれる。時々、教室の中で音楽が聞こえてくる。学習者さんがお気に入りの母国の歌を聴かせてくれているのだ。 こちらでは、絵カードを使って名詞、形容詞、動詞の練習中。助詞の説明は毎回難しい。あちらでは、ホワイトボードを使って勉強中。言葉で説明するより、目で見て理解するほうがわかりやすい。できるだけ漢字は丁寧に一本一本の線がわかるように書くと覚えてもらいやすい。日本語の試験を受ける学習者さんもいて、皆、勉強熱心だ。そんな学習者さんの姿勢から、ボランティア側が教わることも多い。 来日してすぐに日本語教室で勉強すると、美しい日本語が話せるようになる。基礎から教わることができるからだ。教室では、季節ごとに書き初めや七夕などを楽しみ、時には着物を着て、お抹茶をいただいたり、お祭りに行ったりと日本文化を体験しながら学ぶ。 ここは、NPO法人篠山国際理解センターの日本語教室「うりぼう」である。今晩も学習者さんが、笑顔で教室に入ってくるだろう。「こんばんは!」って元気よく。 (土性里花・グループPEN代表)