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切り抜き詳細
発行日時
2017-3-19 18:00
見出し
国際女性デー
リンクURL
http://tanba.jp/modules/column/index.php?page=article&storyid=4936
記事詳細
三月八日が「国際女性デー」というのは、日本ではあまり知られていない。一九七五年に国連が定めた記念日で、一九〇八年、アメリカで女性たちが賃上げなどを求めるストライキをしたのがこの日であるとか。今から九十九年前の一九〇八年は明治四十一年、日本から初のブラジル移民船が出た年。また文壇では夏目漱石が活躍、女性は家庭を守るのが普通で、アメリカのように女性のストライキなど考えられない時代だった。それから百年近く経った。時代は大きく変わり、女性を党首とする国も多い。でも日本はどうだろう。先日のM学園騒動の中、名誉校長を現首相夫人が引き受けたが、様々な問題が発覚したあと辞退。このM学園の方針では、女性は家庭で良妻賢母としてあるべきという考え方のようだ。そんな学校の名誉職を一旦といえ引き受けた夫人の気持ちが分からない。 世界経済フォーラムの男女格差(ジェンダーギャップ)指数で、日本は一四四カ国中、一一一位、下から数えた方が早いというのが情けない。最も気になるのは、外国で少女たちが、戦争の犠牲となり、奴隷のような扱いを受けているという現実。平穏に見える日本でも、若い女性に対するストーカーから殺人に至る事件やタレント募集と称してアダルトビデオの出演を強要される等々、女性の弱さを狙う事件は増えている。男性の本質と女性の本質は確かに違う。それは認め合い、補い合って社会の一員として働ければ一番いい。国際女性デーと名付けなくてはならない現実こそ問題なのかもしれない。