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切り抜き詳細
発行日時
2017-3-5 18:00
見出し
Uターンしプロ目指すシンガー 足立大地さん(丹波市氷上町桟敷)
リンクURL
http://tanba.jp/modules/about/index.php?page=article&storyid=661
記事詳細
旧友の笑顔が原動力に 2月11日、丹波市ゆかりの30歳が集まった「丹波大同窓会」で同級生を前に「柏原駅」「ゆめタウンへ出かけよう」などの持ち歌を披露し盛り上げた。 氷上中1年の時、ロックバンド「ハイスタンダード」を聞き「こんなにかっこいい音楽があるんだ」と一気に音楽に興味を持った。柏原高1年時に自分で曲を作ったり、ドラムを叩き始めた。3人でバンドを組み、学校の文化祭や、当時の氷上郡民会館でのライブに出演した。その頃から、「シンガーソングライター」にあこがれた。 高校卒業後、大阪の音楽専門学校で学びプロを目指した。都会の夕暮れを歌った代表曲「秋の空暮れてゆく」を作り、オーディションを通過できるようになった。卒業後、インディーズのレコード会社から声が掛かり、バンド「スモーキンドッグスライダー」を結成。作詞作曲とギターボーカルを担当した。大阪のライブハウスを中心に活動したが約1年で解散。「音楽は難しい世界だが、絶対辞められない」との思いで、アルバイトとソロのライブ活動を7年ほど続け、好機を待った。 旧友たちが地元に戻り出したこともあり、2年前に帰郷。介護用品関連の会社に勤めながら、月に1回大阪でライブ活動している。「便利な都会より、不便な田舎の方が豊かな生活が送れ、納得のいく良い曲が作れる」。 昨年11月、帰郷後初のワンマンライブを開催。「友人たちが自分の曲で笑顔になるのを見て楽しくなった」。現在、自身初のアルバムのレコーディングに励む。「丹波でロックフェスをやるのが夢。今年は地元でたくさんライブをやりたい。イベント時はぜひ呼んで下さい」と話している。30歳。